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執筆者の写真代表 鳥居 靖

子ども・子育て拠出金について

子ども・子育て拠出金について


子ども・子育て拠出金をご存じでしょうか。厚生年金保険に加入している労働者を雇用している会社であれば、金額は多くはないものの、毎月納めているものになります。


旧名称を児童手当拠出金といい、その名の通り児童手当の財源とされるものです。細かいことを言えば、厚生年金保険料とは違い「保険料」ではなく「税金」という分類のものなのですが、厚生年金保険料とともに毎月会社が年金機構に納めるということに変わりはありません。


ただ、厚生年金保険料と大きく異なるのは、労働者負担がなく全額が会社負担のものということです。先ほど金額は多くないとお伝えしましたが、現在の拠出金率は0.36%で、例えば標準報酬月額30万円の労働者ですと、厚生年金保険料が折半額で27450円なのに対して、子ども・子育て拠出金は1080円です。


が、この割合は年々少しずつ増加しているので、今後も変更が加わる可能性は大いにあることを覚えておいてもらうとよいでしょう。

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