在職定時改定について
今年の4月に在職老齢年金についての改正があったことはメディア等でもよく取り上げられていたのでご存じの方も多いことでしょう。
そもそも、在職老齢年金とは何か。年金が受け取れる年齢に達していながら働いている人について年金が減額される制度のことです。減額されるのは月に年金と賃金を合わせて一定額以上になる方なのですが、改正の一つにはその基準額が引き上げられたことが挙げられます。
そして改正の二つ目として、そのように減額された年金をもらっている人、つまり年金をもらいつつ働いて社会保険料を納めている人の年金額の改定が毎年行われるようになりました(在職時定時改定)。
働いて社会保険を払っている分、年金額に反映される(増額される)ますが、これまでは退職時もしくは70歳到達時にのみ改定されていましたが、今年の4月からは毎年10月から改定が行われるようになりました。
特に手続き等が必要になることではありませんが、該当の方には11月頃に改定額のお知らせが届くようです。
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